3.こんな時どのような運動をすればよいのですか?

正しく安全に運動するためのポイント

(3)実施上の注意点

1 痛みを伴う場合

     痛みを伴う場合は、何らかの無理を生じていることが考えられます。痛みを生じない範囲で筋力強化や関節可動域の訓練を行うことが大切です。念のため、主治医や整形外科医、リハビリテーション科医などに相談して下さい。

 

2 運動量・回数

      等尺性筋収縮による筋力強化訓練(例:膝のマッスルセッティング)は、最大の力を入れて5秒間、5回反復して筋収縮をさせ、1週間に5日以上(「5-5-5」の訓練)行う必要があります。もちろん毎日行っても構いませんが、必ずしも頑張った分余計に筋力が増加するわけではありませんので「5-5-5」が最も効率的です。筋力強化は継続することが困難な訓練のため、最も少ない回数にして、さらに期間を1カ月または2カ月間と限定するなどして、精神面での負担を感じない程度に行うのがポイントです。

 

     日常生活の中で関節を十分動かすように配慮することは、多くの患者さんにとって負担が少なく実行も容易でしょう。1度に3回程度、十分に関節を動かすようにして下さい((2)訓練の実例・処方例参照 )。「忘れてもいいから、気がつけば実行する」というくらいの軽い気持ちで結構です。

 

    特に、関節可動域訓練として集中して運動を行う場合は、それぞれの関節につき10回程度反復し、1日1回、毎日実施します。

 

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