2.どのような運動があるのですか?
肩関節は身体の中で一番大きな可動域を持っています。肩の動きが制限されると衣服を着たり、入浴の際に身体を洗ったり、整容動作などに支障を来します。ここでは手を前に上げたり外に広げたり、肩をまわす運動が大切となります。日常生活の中では大切な動きの一つです。十分な動きを得るようにしましょう。
手を組んで肩を上げる運動
〈手を組んで肩を上げる運動〉
上半身を後ろに反らさないようにしましょう。(反らすと十分な肩関節の運動になりません)
肘が曲がらないように注意しましょう。
手を外に上げて肩を動かす運動(タオルを用いて)
手は真横から上げるようにしましょう。
身体が横に反らないようにしましょう。
肩をまわす運動(手を組んで頭の後ろ、背中にまわす)
痛みを伴う場合は無理をせず、できるところまででよいでしょう。